
主人がこよなく愛する聖書
(ガンベロ・ロッソ社のグルメ本)
から選んだお店。
それがこちら……

✯I Ruggeri✯
です。
高いコスパと優れた料理を提供する、そこまで堅苦しさを感じないレストラン。
※ガンベロ80点/twoフォーク

とても洗練された店内ですが、
この時(12時半)はまだ他にお客さんは居ませんでした。
イタリアの人たちは本当にランチタイムが遅いですね。
一時過ぎた辺りから混みだした。


まずは可愛らしいパンとグリッシーニがやってきました。

そしてワイン(白)を注文。
シチリアのCusumanoというワイナリーのもので、とてもフルーティで華やかな印象。
決して軽すぎるわけじゃないんですが、食前の一杯目にふさわしいかなと思います。

一品目(stuzzichino)
日本でいうところのかき揚げ的な。
日本でいうところのかき揚げ的な。

Polpettine di tonno in agrodolce
マグロの肉団子というか、つくね。

酸味のあるソースと赤玉ねぎの組み合わせは、前菜としても丁度よい感じ。
マグロなんだけど、食感はお肉と変わらぬみっちり感。でも食べたあとは重くないんですよね。
マグロなんだけど、食感はお肉と変わらぬみっちり感。でも食べたあとは重くないんですよね。

Gnocchi ripieni di caprino con cozze, pecorino e noci
ムール貝とチーズ(ヤギ)、くるみたっぷりのニョッキ。
うん!いいチーズ感出てますね。
ゴルゴーゾーラのようなもったりしたソースも好きですが、ほんのりチーズ、ほんのり貝出汁が効いたニョッキは、箸が進みまくります。
もちろんワインも!
アクセントのくるみがたっぷり絡んでいて、香ばしさが飽きさせない。
とても美味しい一皿でした!

Orata con mele e gorgonzola
美しい、そして美味しい。
美しい、そして美味しい。
丁寧に敷き詰められた林檎の下には鯛が。ゴルゴンゾーラチーズと三位一体のその味わいは初めてのものでした。


Tagliata di tonno rosso
黒マグロのタリアータ。
黒マグロのタリアータ。
カリッカリの表面、赤玉ねぎのソースがたっぷりとかかってます。



✬断面SHOW✬
このお店、酸味使いが大変上手。
上質なマグロをこんな風に頂けるのはシチリアならではですね。
当然、二杯目のワインはエトナで。

Linguine con i ricci
次は雲丹のリングイーネパスタが登場しました。
雲丹に関していえば、日本が最高と思っていますが、これはこれでソースとして素晴らしかった。
海の香りが、塩気が、最高の茹で加減のパスタに絡んで、ペロッと完食。
ご馳走さまでした……!
さて、お楽しみのデザートです。
飯の美味い店はドルチェも美味いと確信しているので、必ず注文します。

そして期待通りでした。
濃厚なチョコレートムースとピスタチオの競演。
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div style="text-align: center; ">不味かろうはずがない。













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