ホテルを出ると、そこはすぐに先ほど下車した「ジェノヴァ・プリンチペ駅」。
そしてその前はバスのロータリーとなっており、比較的いろんなところへ移動することができます。
今回は、まず予約したレストランの最寄り駅を目指すため「バス」に乗り込みました。

ちなみにバスに乗れる「ジェノヴァパス」は24時間パスで4.5ユーロ。
ジェノヴァはアップダウンの多い街なので、バスは必須アイテム。
タクシーもいいのですが、やはり一方通行が多いので、意外にお高くなったりします。

バス停を降りて、さてスマホのマップ頼りでレストランを探します。
恐ろしいほどの坂道を下り(上りじゃなくて良かった)、不安になりながら人に尋ねること4回。
無事にレストランに到着しました!!(人に尋ねなかったら永遠に彷徨っていた)

トラットリア「Axillo」さんです。
主人が「ガンベロロッソ」を参照にし、こちらのお店に興味をもちました。
小さな玄関から奥に広がる店内は半地下になっていて、壁面にはワインがずらり。

可愛らしい店内で困ったことは、スマホの電波が届かなかったことくらいでしょうか。
恰幅のよいご主人が、サーブしてくださいます。
時間帯がちょうどお昼過ぎ。馴染みのお客さんもちらほらと入店してきました。
ここはやはりワインを頂くことに。
お昼から幸せ。足が腰が疲れているから余計染みます。

すっきり甘口のとても飲みやすい地元のワインを頂きました。

前菜は想像していたより遥かに豪華でボリューミー。
主人が選んだアンティパスト。
「Cappon Magro」 12ユーロ
ムール貝はシンプルな味付けながらも、真ん中に鎮座する野菜のソース(Salsa verde)と魚介類のタワーは
濃厚で、びっくりするほど美味しい!イタリアンバジルのさわやかな香りでするするっといただけました。

このお店で何よりも美味しかったのはプリモからチョイス。
「Croxetti caon scampi e calamari」 12ユーロ(画像:海老のパスタ)
なに、croxettiって?
それは円盤型の平たいパスタのこと。
主人が前調べ&前評判からこのメニューをチョイス。
海老&烏賊の上品でいてガツンとくるソースを存分に纏わせたこちらのパスタは絶品でした。
ほんと・・なんて美味しいんだろう。
このボリュームで12ユーロ・・日本では考えられない贅沢。
海老は地元の海老なんですけど、ソースとして出汁ができっているので、
身はさほど美味しくもない(笑)。
烏賊は弾力があって鮮度の良さを感じました。
メインの塩ダラは塩気が強くて、ワイン飲まなきゃやってられねーよ!ってくらい。
ラヴィオリも美味しかったけど、やはりここはcroxettiが最高でした。
さて、美味しいお料理でお腹も満たされたので・・・またもや市街を散策することにしますか!
「2013年北イタリア美食旅10」へ続く・・・・・


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